読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

子どもに極力言わない3つの言葉

 

3人子どもがいます。 

生まれたときは、もれなく育児雑誌にヤラれました。 

つまり、 

 

 

「この本にはこう書いてある。なのに、違うじゃん!?」 

 

「妊娠中は玄米菜食が良いらしいから、それ以外は食べない!!」 

 

 

 

 

こうして子どもを生み育てることを 

本の通りになるものだと誰しもが最初は思うのですよね。 

 

 

 

そして子育ても何かの成果とか結果とか 

自分の努力が実るものだと思い込んでみたりとか。 

 

 

だって、誰も生むまで本当のことなんて 

教えてくれないし、 

生んではじめて抱っこして 

「赤ちゃんってこうなんだ〜〜〜!!!」って思うのですから。 

 

 

 

玄米菜食をし続けた結果生まれた第2子はひどい食物アレルギー。 

何事も中庸が大事なんだな、と 

心の底から思った一件。 

 

 

 

そして目の前の赤ちゃんは、 

本や親の想像を超えた能力というか可能性とか 

そんな陳腐な言葉では言い表せないものを持っている。 

 

 

 

だから 

親のくだらない価値観なんかで 

「こうしなさい」なんて絶対言わないようにしよう。 

 

 

そう決めて 

ゆるゆるとのびのびと育ててきました。 

 

f:id:comuron47:20160123103439j:plain

 

 

それにしても子育ては 

「世の中思い通りにならないものだ」ってことを 

これでもか!?ってほど思い知らせてくれますね。 

 

 

ほんと、大変。 

ありがとう、おかあさんたち。 

 

 

おいおいブログでも役に立った本や 

考え方を紹介していきますね! 

 

 

基本的に仏教的な考え方やアドラーに基づいて 

親子で育ち中です〜。 

 

 

前置きが長くなってしまいましたが...。 

今回は私が子育てをしていて 

極力言わない言葉について書きました。 

 

 

親子は一緒に暮らす中で 

口癖のように何気なく言っていることってあります。 

 

 

 

親は無意識に、もう感情的に言ってるだけの言葉が 

子どもにとってはまるで汚物が層になるみたいに 

その子の中に積もって消えない。 

 

 

ことばの力はすごいです。 

”言霊”ということばがある通り、 

親の発することばで子どもはそのようになっていくようです。

 

 

なぜなら人の記憶は海馬というところに保管され 
そこに扁桃体という感情を司る部分が結びつくことで 
 
 
あの言葉=不快 
あの言葉=無気力 
あの言葉=悲しみ 
あの言葉=怒り 
 
 
と、その言葉を聴くだけで 
その人の感情に瞬時に結びつき 
感情から思考に指令が出て 
思考が行動を起こさせるからです。 
 
 

f:id:comuron47:20160123103644j:plain

 
 
 
このようにして親の声かけは、
子供の脳裏に繰り返し刻まれ、
ものすごい影響を
ものすごい長期にわたって
及ぼします。
 
 
死ぬまで親の言ったことを守る人もいます。 
 
 
だからこそ 
気をつけたい親の言葉かけ。 
 
 
 
 
私がなるべく言わないようにしてる3つの言葉です。
 
 
 
 
①この子ホントだめだから〜。 
 
 
子どもの目の前でダメだし。 
よくママ友同士の会話でありがちな場面ではないですか? 
 
 
恐らく「謙遜」というつもりでママ友に言ってるのと 
「不安」から常に子どもの”親目線でみただめそうなところ”を探しまくってるのか。 
 
 
人って目の前でダメだしされてたら 
子どもだって心折れます。
 
 
 
きっと、横並びにさせたときに、何かができない、何かが遅い。 
そんなときに 
「うちの子、ダメだから〜」が出てくるのかもしれませんね。 
  
 
人を普通に仕分けするのは無意味ですね。 
わたし、正常な人もいないって思ってます。 
みな、異常。 
みな、普通じゃない。 
 
 
 
そう思ってると、 
「人は人。わたしは私。」って変なことで苦しまなくなりますね〜。 
 
  
 
親が手に持ってるその「普通」っていう 
変な物差しは今すぐ捨てましょう〜。
 
 
 
 
 
 
「ね〜(ここですでに怒ってる)。 
  なんでさあ、そういうことするの!!!!!」 
 
 
おかあさんにとって男の子っていうのは特に、 
「やることのすべてが理解不能」なんですよね。 
 
 
女の子はまだ、わかる。 
子どもだからたまに、おもしろいことはするけど 
まだ、なんでそれをしたのか分かろうと思えばわかるのです。 
 
 
一方男の子。  
「なんでわざとそういうことするの!」っていうことの連続なんですよね。 
いや、わざとやってるんです。 
だってそれが面白いから。 
 
 
男の子にとっての面白さは女性には分からない。 
大人になってもそれは同じかしらね。
  
 
なので、なんでそういうことするの!って怒るのは 
ムダ。 
 
そう、ムダでしかないので怒るだけおかあさんが損。 
子どもだっていちいち禁止されても。 
 
 
サカナくんのおかあさんはひたすらサカナに夢中の 
幼きころの息子を 
ひたすらひたすら、見守ったそうです。 
  
 
 
自分の子どもが 
「なにやってんの!」っていうことをしてるとき 
見守れるのって ほんと 愛。 
 
 
 
子どもはみな、わからないことをするもんだ。 
そういう自分だって、やってたこと忘れてるだけだろうし。 
 
 
男の子は特に理解しようとせずに 
「わたし、昆虫を飼ってるんだわ」と開き直って見守りましょう〜。 
 
 
 

f:id:comuron47:20160123104345j:plain

 
 
余談ですが。 
 
大人になって「やりたいことが見つからないんです」って人は 
子どもの頃に親に「あんたなにやってんの!」って怒られてたほどに 
夢中になってたことがあったはず。 
 
 
 
「そんなことやってても何の役にも立たない!」 
「何の意味があってそれやってんの!」って
 
親に言われたりして、辞めてしまって
今となっては遠い記憶の底に沈んでることが 
「ほんとにやりたいこと」のヒントだったり、
モロそれだったりするんです。 
 
 
だから、子どもがやってる意味不明なことは 
大人になったとき夢中になれることかもしれません。  
 
 
親が手に持ってるその 
それ、役に立つの?(役に立つって、おカネになるの?!なんですよね。)」 
っていう変な物差しは今すぐ捨てましょう〜。

 

 
 
 
 
③「はあ!?あんたにそんなことできるわけないでしょ!」 
 
 
うん。 
確かに親はもうそれは 
今からできないかもしれない。 
 
 
だけど子どもはそれをできるかもしれないんだな。 
これから。まだまだ。 
 
 
いろんなタイプの親がいると思うけれど 
多いのは 
 
「普通に、慎重に、安全に、
あまり目立たないように生きてるのが無難だろ」 
 
 
子どもに苦労させたくない。 
子どもに辛い思いはさせたくない。 
普通の大人になってもらいたい。 
 
 
 
子供にとって何より大切なのは、
「自分はそこに向かってやれる力があるぞ!」という
気持ちを持ててることだと思ってます。
 
 
 
 
それさえあれば、
ある日あるとき、
「これがやりたい!」をあっさり試せるでしょうし 
失敗してもまた、やるでしょう。 
あるいは、飽きるかもしれないし。 
 
それはそれ。
 
 
 
何をやりたがっても、
いいのですよね。
 
子供の人生です。
 
やってみないと、
見えないこともたくさんあります。
 
そのときに、
私がかつてかけた言葉かけで
「あのときお母さんがこう言ってたから、
やっぱり自分にはできないな」と
後戻りして欲しくありませんよね〜。 
 
 
 
親が手に持ってるその 
なるべく無難に、失敗しないでいってくれ!っていう 
変な物差しは今すぐ捨てましょう〜。
 
 
 
 
 
 
まとめると
 
そうはいっても、子育ても家事も 
日々ですから。  
積み重ねですから。
 
その日によって親だっていろいろありますわね。
 
 
機嫌悪さで、
未熟さを出してしまうときも
そりゃありますね~。 
 
 
だけど孔雀並みに背中に変な物差しいっぱい刺してて 
折りに付けてその物差しを 
 
ハーーーー!!って抜いて 
子どもを斬りつけるのはやめましょうね!  
 
 

f:id:comuron47:20160123103250j:plain

 
 
大きくなってから 
「ねえ〜、なんでやりたいこととかないの?」って 
言われても 
子どもだって困りますわ。 
 
 
子育ては親のこころも鍛えてくれます! 
子どもに言ってることばって 
もしかしたら自分に言ってることばかも。 
 
 
そう思えば 
今言おうとしてるそれ 
一旦飲み込めるかもしれませんね。 
 
 
さあ、今日もすっきりと!