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女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

なぜ日本の男は苦しいのか? 女性装の東大教授が明かす、この国の「病理の正体」 を読んで感想2つ

昨日、たまたまこの記事を見かけて読みました。 

 

目からうろこでした。

 

「医学部で学ぶのは、なぜ、女はこんなに居場所ないのか?」

 

「大学病院で働くのは、なぜ、女はこんなに辛いのか?」

 

「男の人は、なぜ、こんなに”立場”しか考えないのか?」

 

これらの答えがここにありました。

 

そして、

 

「母親の呪縛」の恐ろしさを、目の当たりにしました。

 

「今思えば、完璧な息子を産み育てたはずの“良妻賢母の鑑"としての立場が、息子の離婚によって失われる。そういう恐怖心からの反対だったのだろう」

 

 

gendai.ismedia.jp

 

①ホモマゾ気質

 

会社組織って、おっさんが集まっていちゃいちゃしてるでしょ、

昼も夜も休日も。ずっと一緒にいて、それでいて集団マゾなの。

一緒に我慢しようね、みたいな。

 

思わず、納得でした。

 

大学時代、わたしはスキー部に所属していました。

アルペンスキークロスカントリーの2種目をやらねばなりませんでした。

 

アルペンスキーの春合宿のとき

早朝4時半起床し、誰もいないゲレンデ。

2メートルの板をかついで

「ハイ!ホー!ハイ!ホー!」喉を嗄しながらリフト一本分の斜面を登り、

上から一気に滑り降り、下に着いたらすぐ登る。

同級生の男が吐いてました。 w

 

 

 

「それをやってこその、仲間」という意識がものすごく

 

「それ、おかしいだろ!」と誰しもが思っていても

 

「それはこれまでもやってきた伝統」として、繰り返されました。

 

 

先輩とかが、夜中に「応援」と言う名で登場すると

 

朝、4時半に起きないとなのに

 

夜中1時とかに「お出迎え」として寒空の下

 

外の車まで「駆けつけ」、

 

お荷物を部屋まで運ばせていただく!!

 

今思うと、ほんと、「マゾ」ですね〜。

 

 

まあ、その延長上に大学病院勤務もあるわけで

 

飲み会といえば、

 

「吐いてナンボ」「朝まで飲んで朝からオペできて一人前」とか

 

そういうルールが私は辛かったです。

 

なにより

 

「男だけの世界」っていうホモ気質もそこに追加されるので

 

「女」っていうだけで、はなから「仲間」と思われてないのもまた、

 

居場所がありませんでしたね。

 

 

「『立場主義』システムは明治維新後に『家制度』に変わるシステムとして形成されたと私は考えている。それ以前は家単位で動員されたものが、徴兵制で個人単位になった。

 

立場主義の例として、安冨はSNSでの振る舞いを挙げる。日本人は実名でfacebookをやって、立場上、当たり障りの無い事を書いて、食べ物の写真ばっかりアップする。一方で、匿名でやっているTwitterでは、人をさげずんだり罵ってみせる。他の諸外国ではこういった極端な二面性は見られない。

立場を守るために、溜まったストレスをどこかで発散しないと気が済まないんだよ。それが自分に向いたら自傷や病気になるし、外に向いたら、他人や家族への攻撃になる。ネトウヨとか、ネトサヨなんてのがあるのも日本だけ」

 

 ほんと、その通りですね。

 

他人の前では当たり障りないことを言って、

 

立場は最優先し、

 

家の中ではとんでもないとか。

 

「え!夫婦関係そんな風にみえなかった〜!」とかっていうのは

 

こういうことが原因なのでしょうね。

 

 

 

②母の呪縛

 

「離婚して私のメンツをまるつぶれにするくらいなら、自殺しろ」というメッセージだったのだ。

 

「今思えば、完璧な息子を産み育てたはずの“良妻賢母の鑑"としての立場が、息子の離婚によって失われる。そういう恐怖心からの反対だったのだろう」

自分の結婚が家族全員を苦しめている――安冨はがむしゃらに離婚した。そうしなければ、本当に自殺してしまうと思ったからだ。

両親へは、弟を通じて絶縁を伝えた。すると自殺衝動も消え、持病も急に軽くなったという。

男は苦しんで戦死してこそ一人前という、無意識のメッセージ。それが安冨を大人になっても苦しめていたのだ。

 

 

かなり重いですが、

 

本当に「母親の呪縛」っていうのは

 

いくつになっても脳裏に刻み込まれているものですよね。

 

 

「完璧な息子に育てた」と思い込んでいる母親と

 

「それにこたえなければならない」と思い込んでいる息子。

 

そして、その息子の家族。

 

 

いったい、誰が大事で、誰が大事ではないのか、

 

このような複雑な心境が入り交じっていると

 

わからなくなってしまいますね。

 

 

いったい、誰のしあわせを願うのか?

 

 

gendai.ismedia.jp

 

この記事も合わせて

多くの方に一読いただきたいコラムだと思いました。 

 

1月30日にはさらに、結婚に関するコラムも出ています。 

「これはこういうもんだ」と世間でいわれ、

それに縛られていることがたくさんあります。

 

様々な人の考え方を知ると目から鱗が取れることが

ありますね。