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女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

子どもが言うことを聞かない。なんで??


子どもって言うことを聞かないものですか?

 

上手に子育てすると

 

「これはどうしても聞いてもらいたい」とうことは

 

聞いてくれるようになります。

 




このブログにも書きましたが、

 

comuron47.hatenablog.com

 

 

そもそも、子どもは大人の持ち物ではありませんね。

 

お腹から出た瞬間、一人の人なので、

 

そもそも大前提として

 

他人の言うことは聞かないのです。

 

 

 

生まれたときから

 

誰のものでもなく、

 

一番自由な状態なのに、

 

赤ちゃんは自分で何ひとつでず、

 

思い通りにいかないから

 

泣くのですね。

 

動けない、お腹が空いても好きに食べられない、

 

話が通じない。

 

赤ちゃんのいら立ちは、相当です。

 

 

 

 

そこで親がお世話をするのですが

 

何もできない小さな赤ちゃん、そして幼児に対して、

 

そうしようと思えば

 

親は「条件付き」でお世話するようになります。

 

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①条件つきのお世話

 

 

「言うこと聞かないと○○してあげないよ!!」(脅し)

 

「言うこと聞いたら、○○してあげるね〜♡)(猫なで声)

 

 

これをやっていると

 

2つの問題が出てきます。

 

 

 

1つ目は

 

あまりに繰り返し使うので子どもは慣れて、

 

「○○してくれなくてもいいよ」とそのうち親を相手にしなくなる。

 

親はいら立って、さらに脅しにかかる。

 

という悪循環が出来上がる。

 

支配したい、支配されたくない、の攻防が

 

思春期になって大爆発。

 

 

 

2つ目は、子どもが

 

「わたしは、良い子にしていないと親にそれをしてもらえない子なんだ」

 

そのように思うようになると

 

「わたしは、人の役に立つことができないひと」

 

「わたしは、必要とされてないんだ」

 

こういう風に考え方もでてきますね。

 

 

 

結果、大人になっても

 

何をやっても苦しい、何をしても続かない。

 

それでも、どうにかして

 

「親の評価、愛情をもらいたい」と” 心の底で親の評価と愛情を乞う大人 "

 

ができあがります。

 

 

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②親の「こうすべき」「こうあるべき」が多すぎる

 

真面目なお母さんだと、特に

 

「こうあるべき」「こうすべき」「こういうものだ」とう

 

自分がまた親から言われたり、要求されてきた

 

固定観念が強いので、

 

自分の子どもに対しても自分のそれを押しつけます。

 

” 連鎖 ”ですね。




子どもに言っていることを考えてみてください。

 

子どもに対して「要求」が多すぎませんか?

 

スーパーや電車の中で聞いていると

 

普通の会話がすべて「要求」になっているお母さんがいます。

 

「○○しときなさい」

 

「しずかにしなさい」

 

「じっとしてなさい」

 

 

 

親が口を開けば要求では

 

言われてる子どもは

 

「これはかなわん!!無視するしかないな!」

 

と言うことを聞かなくなるのも

 

当然だと思いませんか?

 

 

 

もし、自分の近くにいつもこうして

 

要求ばかりしてくる人がいたらどうですか?

 

朝から晩まで起きている時間ずっと。

 

しかも逃げられない。

 

その人の世話にならないと飲み食いできない。

 

 

 

そうやって子どもの立場になってみると

 

いかに抑圧されることのつらさ "がわかりますね。



 

自分の

 

「すべき」「あるべき」「こういうものだ」って 

 

本当にそれでいいの?

 

それってどこからやってきたものなの?

 

どうしてそう思ってきたの?

 

それを親がもう一度、

 

見直してみることはとても大切だと思います。

 

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③具体的にどうしたらいいの?


 それは日々の生活の中で

 

「親からしたらどちらでもいい、小さな子どもの欲求」を

 

 満たしてあげることです。

 

 

 たとえば、

 

「ジュースの種類を選ばせる」

 

「卵料理はするときは何がいいかリクエストをとる」

 

「調子悪そうな子どもの、好きなものを作って食べさせる」

 

「子どもが自分で選んだ洋服を着させる、変でも!」

 

「遠回りでも子どもの言う通りの路地などを通る」

 

「寄り道をしたがったら、ときにはゆっくり気が済むまで付き合う」

 

 

 

日々のそういう

 

「些細なことで、大人が決めてしまいがちなこと」を

 

 できる範囲で子どものリクエストに応えることです。

 

 

 

もちろん、食事は健康の範囲内で。

 

いつもMacがいいというからMacとか

 

お菓子をご飯代わりにするとか

 

そういう意味ではなく。

 

 

基礎は大人が決める。


選択肢は子どもが選ぶ。

 

服装なんかは、よっぽど正式な場でなければ

 

何を着てもいいわけです。

 

大人のエゴでかわいらしく見せたいだけなのです。

 

 

 

そうすることで、

 

自分に選択肢を与えてくれる大人に、

 

子どもはその人に信頼感を持ちます。

 

そして親密感ももちろん持ちますよね。

 

「この人は、自分の欲求も聞いてくれる人だ」

 

そういう風に子どもが認識したら

 

「いざ!という時に言うことを聞きやすくなるのは

 

当然だと思いませんか?

 

親子でも、人と人であることには

 

変わりありませんものね!

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まとめると

 

「子どもは言うことを聞かない」と思っていることです。

 

聞かないのが普通。

 

だから、「言うこと聞かない!!」とイライラせずに済みます。

 

そして、日々の暮らしの中で

 

少しずつでも子どもの要求を聞き取るようになると

 

いつの間にか

 

子どもは無茶は言わないし

 

よく考えるし

 

ここぞと言うときには言うことは聞くようになるのが

 

10歳くらいになった頃ではないでしょうか?

 

 

 

「子育ては、忍耐」とはよく言ったもので

 

親はどれだけ「怒り」「エゴ」で子どもを抑圧しないでいられるか?

 

ここがキモなのではないのかな?

 

まだまだ子育て真っ最中ですがそう思います!!

 

 

 

親も迷っていいし、

 

矛盾したっていい!!

 

ただ、間違えたら子どもにもきちんとあやまって

 

軌道修正したら、それでいいですね!