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女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

その慢性頭痛の原因と対策。ほんと、大事なこと。

常に、頭痛薬を持ち歩くひと。

 

いっつも肩凝ってるし、

 

もう、当たり前だから

 

ぎゅーって痛くなったら、クスリ飲めばいいし。

 

 

 

 

これ、

 

治るなら治したいですね。

 

 

「どこの病院にいっても

 

画像検査しても

 

原因は頭にないし

 

血液検査してもなにもないし。」

 

 

 

こういう方に向けて

 

書きました。是非、お読みください。

 

 

 

 

☆慢性頭痛にも種類がある

 

 

慢性頭痛は、画像検査をしても脳に異常がなく

 

また、全身の重大な病気もないのに

 

頭痛が続いていることをいいます。

 

診断には

 

問診がとても大切なのです。

 

ですから、

 

「話を聴かない医者」には診断できません。

 

 

 

 

慢性頭痛には主に3つのタイプがあって

 

それぞれ痛み方に特徴があり、

 

それに対する対処法も異なります。 

 

①偏頭痛

②筋緊張性頭痛

群発頭痛

 

が主な慢性頭痛のタイプです。

 

 

一種類だけでなく、いくつか組合わさった

慢性頭痛もあります。

偏頭痛持ちで、しかも肩こりがヒドい、などの場合ですね。 

 

 

その中でも、

•患者さんの数は多いのに

•診断がなかなかつきづらい(話をきかないから)

•痛み止めも効きづらい

 

「筋緊張性頭痛」について、今日は書きます。

 

緊張型頭痛・・・肩コリと、ギューッとしめつけられる痛み

<痛みの特徴>
・頭をギューッと締め付けられるような痛み、圧迫感、重い感じがいつからともなくはじまりダラダラ続く
・後頭部を中心に両側が痛くなる
・首や肩のコリや目の痛みを伴う

<原因>
筋肉が緊張することから痛みが起きます。その原因は、
・ふだんの姿勢の悪さ
・首の骨などの骨格・体型の歪み
・首や肩のコリ、緊張
・目の疲れ、歯の噛み合わせ
・ストレスや精神的な緊張

<対処>
・予防
症状の予防・軽快のためには、原因となる筋肉の緊張を解消すること、起こさせないようにすることです。
姿勢を正しくする
骨格・体型の歪みを改善する
枕を正しく選ぶ
ストレスコントロール
・痛くなったら
入浴や、こっている部分をホットパックなどで温める
マッサージや指圧
ストレッチでこりをほぐす
薬(鎮痛薬は効果が得られない場合が多い)

 

調べれば、出てくる情報は、サクっと引用させてもらいますね。

 

ここから、じゃあ、なんで治らないの?どうしたら、よくなるの?

 

これについて書きますね。

 

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①「すべき」「しなければならい」に

 がんじがらめになっていませんか?

 

筋緊張性頭痛の方の

 

肩や背中、そして上腕を触ってみると

 

まあ、硬いです。

 

硬すぎる。

 

 

なぜ、そんなに硬くなっているか?というと、

 

「考え方がこわばっているから」だと

 

わたしは思っています。

 

 

 

問診をしていると

 

「べき」「しなければならない」が

 

多いのです。

 

 

たとえば、こないだ高校の生活指導の先生が外来に

 

治らない頭痛で、かかりました。 

 

前医では、画像検索して、さらにMRIまで撮ろうとしていましたが

 

わたしは問診をし、

 

彼の顔色をみて

 

「怒り過ぎだろう」と思いました。

 

 

外来にきて、座っているときも

 

顔色が蒼白、話をするとチックが出てきました。

 

常に、怒りに支配され

 

誰かに文句をいわれやしないか?

 

自分の正当性を常に維持していたい。

 

そのような、気を感じました。

 

 

 

その先生は毎日

 

スカート丈をはかるための定規を持って

 

校門に立ち、

 

何かあればすぐに怒鳴ることで有名な先生らしいです。 

(これは、たまたまその先生の高校に通っていた、看護師さんからの情報)

 

 

わたしは先生に、

 

「お話をされるときに、なるべく大きな声を出さないで

 

普通の声でお話されるといいかもしれませんね。」

 

そう言いました。

 

 

すると、先生は

 

「いや、職業柄、

 

どうしても大きな声で言わなければならない場面が

 

続くものですから。」と。 

 

 

 

いやいや、

 

学校の先生は怒鳴り過ぎです。

 

子ども達も、迷惑です。

 

普通に、穏やかに、言って聞かせることがでいないのは

 

先生の許容範囲が狭い証拠ではないでしょうか?

 

「こうあるべき」「こうしければならない」が

 

多ければ多いほど、

 

子ども達だって言うことは聞かないし、

 

結果、先生はいつも通り、怒鳴り散らすのでしょう。

 

怒鳴る必要がある場面は、

 

たまのことであってもらいたいです。

 

 

 

まあ、これは学校の先生の例えでしたが、

 

「こうあるべき」「こうしければならない」が多い

 

真面目すぎる方ほど

 

いつも神経を張り巡らし

 

呼吸が浅くなり

 

血流が悪くなり

 

結果、筋肉はこわばり

 

脳に酸素がいきわたらなくなり

 

頭痛が生じるのです。

 

 

ですから、逆をすれば

 

頭痛は軽減、改善できるのです。

 

 

頭痛は、

 

「こうあるべき」「こうしければならない」が

 

多すぎますよ。

 

そういう身体からのサインだと思っていいと思います。

 

 

頭痛があっていくらクスリを飲んで、

 

ストレッチをしたり

 

歩いたりしていても

 

その

 

「こうあるべき」「こうしければならない」に変わりなければ

 

また、頭痛は繰り返します。

 

 

 

 

身体がそう教えてくれているのは

 

ありがたい、と思って

 

自分を見直すチャンスなのです。

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②日常生活はどのように過ごそうか?

 

慢性頭痛のひとは

 

ある種の生活習慣病だと思っていいと思います。

 

 

まず、姿勢です。

 

•肩甲骨が固まったまま動かない

•首が前に出ている

•日常で、肩から腕を動かすことがほぼ、ない。

 

これでは困るのです。

 

まずは、「自分には肩甲骨っていうのがあるのだ」と意識をしてください。

そして、その肩甲骨を動かすようにします。

肩回しをするときも、肩甲骨まで動かすつもりで意識して回す。

腕を前にストレッチするときも、両側の肩甲骨が開くまで、前にストレッチする。

あるいは、腕を後ろに引いたときに、両側の肩甲骨がくっつくイメージで。

 

そして、首。

常に、前に首が出ているのは、頭が重いせいもありますが

「ひとは脳が水平に保てる、姿勢をとる」ようにできています。

 

首が前に出ていると、脳を水平にするためには

胸椎、腰椎、しいては、股関節、膝関節、足関節にまで

ゆがみが生じて、高齢になったときにはそれらに痛みが生じてきます。

 

もちろん、首と肩には常に重みを支えるために負担がかかり、

頚肩症候群といって、肩こり、痛みが生るのです。

 

それが、結果、肩こりで頭痛で、嘔吐コースになります。

 

頭は、後ろに引いて。

首は前に出さない。

 

 

次に、目の使い過ぎです。

 

わたしたちは、携帯、パソコン、テレビetc.

様々なものを、長時間凝視します。

 

それによって、視神経が疲労し、

視神経からつながっている大後頭神経という、

首と頭のつなぎ目のあたり(後ろ側)に

痛みが出る原因になります。

 

 

首と頭のつなぎ目を押して痛いひとは

目の使い過ぎなのです。

 

まずはそれを自覚することが大切ですね。

 

大事な場面以外は、目を少し休ませてあげてください。

 

そして、その大後頭神経の圧痛点を

自分で指圧することは、肩こり改善にも

非常に効きます。

 

ちなみに、前腕(手から肘まで)の筋肉を押してみてください。

痛い場所があるはずです。

そこを気持ちよく押すこともまた、

肩こり改善にまりますので、仕事のちょっとした合間に

腕を押して、ほぐしましょう。

 

押すと、血が駆けめぐるのが分かるはずです。

 

 

 

最後に、呼吸をきちんとしてください。

 

幸い、すばらしい身体のしくみによって

わたしたちは、無意識下でも

呼吸が止まることがありません。

 

でも、

「べき」「しなければならない」系の人たちは

呼吸が浅いのが特徴です。

 

常に、神経が緊張しているので

呼吸が浅くなってしまうのです。

 

そして、

それが当たり前なので身体に酸素が足らないのにも

慣れています。

 

 

酸素が足らないから、頭痛なのですが、

そのサインもわからなければ、そのままですね。

 

 

気がついたら、3回深呼吸を丁寧にする。

これは、頭痛持ちでなくても

みなに共通して、とても大事だと思います。

 

 

深呼吸の効用はたくさんありますね。

 

ひと呼吸してから、発することばに暴力はありません。

深呼吸をすれば、こころが落ち着きます。

深呼吸をすれば、内蔵が喜びます。

そして、実際に、目の前の色彩が変わります。

 

 

深呼吸を習慣にすると

今まで、いかに濁った世界をみていたのか?

 

こころと、視覚がリフレッシュすると

同じ世界をみていても、

まったく違った世界がみえますよ。

 

 

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まとめると

 

 

身体は、いつだって教えてくれています。

 

その生き方じゃあ、その考え方じゃあ、

 

よくならないよ。

 

もっと違う方法があるだろうって。

 

その身体からのサインに

 

気がつくことができるひとは

 

健康だと思います。

 

病気があるひとでも

 

健康であることはできるとわたしは思っています。

 

病気がないのが健康なんかじゃ、ありませんよ。 

 

 

 

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