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女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

子どもへの声かけ。栄養と毒。

子どもがすることをみていて

 

ついつい

 

「ねえ、まだそんなことやってるの!」

 

「あなたは、ほんと、コレが苦手だよね。」

 

そんな風に

 

口癖になっていませんか? 

 

これは毒です。

 

 

 

親がそれを言う理由がどうであれ、

 

子どもができないことを指摘するのは

 

です。 

 

 

 

また、子どもが” 自分の期待通りにうごいたとき "に 

 

それを過剰に褒める。 

 

これも毒です。

 

 

 

 

たとえば、

 

友達におもちゃを貸してあげられたとき。

 

優越感もあって

 

「すごいね〜!えらいね〜!かせたね〜!」

 

こうやって、

 

「次もまた、そうしなさいよ」と

 

無言のプレッシャーを与えるのも

 

です。

 

 

東大の女性装で有名な教授もこのようにインタビューで答えています。 

 

「あのね、『勉強しろ』って言葉で命令するのはまだ二流だよ。本当に支配的な親って言うのは、勉強しなさいって言わなくても子供が気配を察して自分で勉強しはじめるような無言のプレッシャーを与えてるの。最初から、親の価値観の枠組みから外れないようにガチガチに仕込んで、そこから外れることすら想像させないんだよ」

 

 

 

「うちの子、何も言わないのに、勉強するのよね〜。」

 

と親は言うけど

 

無言のプレッシャーで勉強をせざるを得ない子ども

 

できあがっただけです。

 

 

 

 

けなしても、褒めてもいけない。

 

じゃあ、子どもへ声かけって

 

何いえばいいの?

 

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淡々と事実を繰り返して、ニコリ。

 

 

それは

 

子どもがしたことで

 

” 親に関心をもって欲しそうにしてることのみ "

 

”そのできた事実だけを、実況する " 

 

それだけです。

 

 

 

たとえば、

 

「おもちゃ、お友達に貸せたのね。」ニコリ。おしまい。

 

「テスト、100点だったの。」ニコリ。おしまい。

 

そこに、褒め言葉は余計だと思います。

 

ただ事実を繰り返し述べて、

 

子どもの目をみて、ニコリとしてあげたら

 

それでおしまいです。

 

 

 

褒めるのは、

 

そっちの方向へ、子どもを方向付けることになります。

 

 

「すごいね〜!テスト100点だったの〜!(また、みたいな)」

 

 

そういうのは、

 

子どもをある意味、

 

親の想い通りに操作する上等手段です。

 

 

 

褒めないなんて!と思いますか?

 

やってみるとわかりますが

 

子どもは馬鹿ではありません。

 

子どもだましのように

 

いつまでも、赤ちゃんをあやすように

 

褒められるほうが

 

返って「馬鹿にされてる」

 

そう思うようになりますよ。

 

 

 

自分でやって、できたのだから

 

「へ〜、できたの」ニコリ。

 

これでおしまいで

 

子どもは、それを十分栄養にして

 

「次は、こうしてみよう」

 

そういう勇気を持つのです。

 

次への勇気さえ、持てたら

 

十分ではないですか?

 

 

 

「こういう方向へ向かってほしい。」

 

これはただの親のエゴですね。

 

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毒の声かけ

 

 

一方で

 

本当にへたくそな声かけは

 

「ねえ。ほんと、できないよね。それ」

 

「いつになったら、できるようになるんだろうね。」

 

「○○ちゃんは、もう、これできるよ。」

 

丁寧に、何度でも、細やかに 

 

その子ができないことを

 

指摘するのです。

 

 

 

「よく、そんなにダメなところばっかり探すよね。」と

 

関心するほどに、

 

ダメなところばかり目をつけて

 

チクチクされてみてください。

 

 

例えば、家にいて

 

「おかあさん、まだ、洗濯物畳んでないの?!」

 

「おかあさん、また、夕飯これ?!」

 

「おかあさん、どうして、いつもうたた寝してるの?!だらしないね。」

 

 

こんなこと、

 

家族に顔合わせる度、言われたら

 

どうですか?

 

 

おかあさんというのは

 

家庭の中で比較的、

 

他の家族から、指摘されることがないのです。

 

 

だから、

 

気軽にけなしてしまいがち。

 

 

 

ですが、

 

言われる方の立場になれば

 

「こりゃあ、たまらん」

 

無言になるのもわかります。

 

 

そして、

 

「どうせ、わたしは、俺は、できないんだから」と

 

自分のことを諦めるのも

 

時間の問題です。

 

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まとめると

 

 

つい、口から出るそのことばが

 

実は、「自分に原因がある」っていうことに

 

気がつくことです。

 

 

 

「子どもができない」ことに目がいくのは

 

「親の不安」からです。

 

子どもは成長します。

 

スピードはそれぞれ。

 

それを、煽ったり、誉め称えたりして

 

操作しようとするのなら

 

親の不安なこころの原因を探したほうが

 

ほんとうの子どものためだと

 

私は思います。

 

 

操作されるのは子ども。

 

支配は

 

毒でしかありません。

 

 

 

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