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女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

口数が多い親

” 口数が多い親の何がいけないか?"

 

3つあげてみようと思います。 

 

 

①子どもが言いたいことを言う場面がない

 

幼稚園児だと

 

まだ、子どもはことばを話すのに

 

時間がかかります。

 

頭の中で、言いたいことがわかっているけど

 

それをどういうことばで、伝えたらいいのか?を

 

考える時間が必要です。

 

 

それなのに、

 

親が口数多く、

 

子どもが話そうとしているのに先に口を挟むことで

 

子どもは本当に言いたいことを話すチャンスを

 

失います。

 

 

「○○くん、おいしいの?」

 

「○○ちゃん、たのしい?」

 

感情まで、いちいち、確認する親もいます。

 

 

親が先に、口出しすることで、

 

子どもは思ってなくても

 

「うん」と言うしかないというか、

 

それ以外のことを言う時間がないのです。

 

次々と親が何かを言うので。

 

 

そして、

 

たとえば

 

「このお話、やだね」という感想を子どもが持ったとしたとき、

 

親が「この話は、とてもいい話だ」と子どもに認識して欲しかったとします。

 

そのときに

 

「○○くん、これは、よい話でしょ???」と

 

子どもが言ったことを書き換えようとするのです。

 

念を押して。

 

 

すると、

 

子どもは自由にものを感じたり、

 

それを口にすることができなくなりますね。

 

子どもの独自性が伸びない。

 

 

 

ある物に対して、どう感じるのか?は

 

そのひとが生きる上で

 

ものすごく大切な感性です。

 

 

そこを、親が操作するのは、

 

子どもの未来まで、

 

ものすごい影響を及ぼします。

 

 

 

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②子どもの気が休まる場所がない

 

 

子ども達は家から出て、

 

学校、幼稚園で

 

どのように過ごしていますか?

 

 

私は以前、Facebookにこのような投稿をしました。 

 

ちょっと長いけれど読んでみてください。 

 

学校って
 
精密機械作るとこじゃないんだけど
 
早く支度できない子 とか
 
じっとしてるのが苦手な子 とか
 
人の話を細かいところまで聞けない子 とかを
 
グループ責任みたいな体制で
 
先生が管理してたりして。
 
「○○くんが支度遅いのは、班の全体責任」みたいな。
 
 
 
あったあった。
 
 
 
正しく私は優等生で、
 
班を越えてクラスの子が何かできないと
 
手伝うとか、教えるとか、
 
今思うとホントなんでそんな役を。
 
それが私の役目だと思って
 
責任持ってやってたな。
 
先生、勘弁してほしかったな。
 
 
 
おかげて、私は常に優等生であることが当然で
 
好きなことも
 
ズッコケたことも
 
できなくなった。 
 
大人になっても。
 
 
 
だけど、子供はそれが自分だし、
 
そうしてることが自分なんだって
 
思い込むようになるものね。
 
子供達は何も分からず
 
「支度が遅い子はダメな子」
 
「先生がそう言うし、実際自分たちも怒られる」と 
 
認識します。
 
 
 
そういうレッテルを
  
小学校とかで貼られたら
 
その子どうなるのかな?
 
 
 
人はそうやって
 
他人に知られたくないものを隠すようになり、
 
醜いものを否定するようになる。
 
あまりに奥深く隠し、見ないようにすることで
 
自分にもそういうところがあるんだ、ということすら
 
すっかり忘れて、
 
気がつきもせず
 
生きてる。
 
表面的な人の人格は
 
そうやって保たれてるんだろう。
 
奥には遠い昔から隠してきた
 
見たくないものが。
 
 
 
そういうことの始まりはもう、
 
小学校で始まってる。
 
ある一つのくだらないモノサシで
 
ダメだしを
 
先生にも友達にもされた子は
 
せめて家に帰れば
 
安堵できてると思いたいけど
 
実際はどうなんだろ。 
 
 

今日もスーパーに夕方行ったら、 
 
お母さんがおっかない顔で 
  
「八時になったら勉強しなさいよ!!わかった?!?!」なんて 
 
3年生の男の子を睨めてたな〜。 
 
下の女の子の目がうつろで 
 
かわいいリボンをいくつも付けてるのにボサボサ頭、 
 
靴のかかとを両方踏んでたチグハグさの方が 
 
私は気になった。 
 
「おいおい、勉強とかいってないで 
 
もっと子どものことみてあげたらいいのにね。」と 
 
思わずおっかない顔を二度見してやった。
  
 
 
学校が 
 
将来サラリーマンになって 
 
毎日休まず懸命に働き、 
 
税金をしっかり納める人を作るための場所なら 
  
すごく良くできたプログラム。 
 
何かあれば全体責任。 
 
少し遅れたら、バツ。 
 
ダメなヤツははじいても良い。 
 
家に帰っても、休まないでいろいろがんばってねっていう。
 
 
 
 
子ども、いつ休むのかな。 
 
子ども、いつ安らげるのかな。 
 

 
 
子供達にはこう話しました。
 
「友達に苦手なこととか、 
 
人よりゆっくりペースなことがあっても、 
 
それは誰の責任とかでもなく、 
 
それはその子なんだから、 
 
怒ることでも、何やってんだよ!とかイラつくことじゃないよ」って。
 
 
 
五分支度に時間かかったとこで
 
それが何だというんだろう。
 
大騒ぎする方の懐の浅さの方が
 
気になります。
 
それなら、大人がもっと
 
準備しとけばどうってことないのに。
 
 
 
というか、
 
その子のそれに、
 
そんなにムキになる必要あるのか?
 
 
 
他人に知られたくないものを隠すようになり、
 
醜いものを否定するようにしてるから
 
「好きなことしてもいいんだ」と言われても
 
「今の自分のままではそれをする資格ない」とかって
 
なかなか失敗したり
 
カッコ悪いこともできなくなる。
 
 
 
小学校から鍛えてきた
 
それ。
 
なかなか手強いけど
 
「自分にはそういう醜いところもあれば
 
人に知られたくないこともあるよ。」
 
そうサッサと認めてしまえば
 
当たり前だけど
 
もっと気軽に
 
いろいろトライ&エラーできると思います。
 
 
 
徒然なるままに
 
小学校の様子聞いてて
 
自分のことと重ねて
 
思ったことでした〜。

 

 

子どもは、大変です。

 

学校でもあれこれ、決まりのために指導され、

 

家でも口数多い親が待っていたら、

 

子どもはいったい、

 

いつ、休むんでしょうか?

 

いつ、安らぐのでしょうか?

 

なんのために、子どもは生きてるんでしょうか?

 

 

抑圧が続いた子どもは

 

いろんな症状が出るようになります。

 

無気力、不眠、食欲不信、ちょっとした音で驚くetc. 

 

 

そんな風な子どもが

 

増えてほしくありません。

 

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③周りの子どもに、親が影響力が及ぶ

 

子どもには、子どもの世界があります。

 

幼稚園児であろうと、自分たちでつくった世界が。

 

で、そこに口数が多い親が乱入すると、

 

その親の子は立場がなくなります。

 

 

 

口数が多い親は

 

支配的な場合が多いです。

 

支配したいから、口数が多いのですから。

 

 

 

そして、

 

口数だけでなく、

 

大きな声で、断定的に

 

話します。

 

 

その声は

 

他の周りにいる子ども達も

 

驚いて、見つめています。(親は気がついてないけれど)

 

 

「あの子のおかあさんは、すごいよね」

 

そういう認識です。

 

 

口数多く、

 

褒めるのなら、まだ、おもしろいですが、

 

だいたいが

 

支配するために、けなします。

 

「ほら、これやらないと、だめだよね〜〜?」と

 

周りの子も巻き込んで、

 

自分の子どもを操作しようとします。

 

 

そうすると、子どもは

 

小さくなるしかない。

 

のびのびできない。

 

子どものプライドがあるのに。

 

 

みていて、

 

ほんとうにかわいそうだな、と思います。

 

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口数が多いかどうか?の目安

 

 

 

子どもが、幼稚園、学校、習い事など、

 

自分だけの世界について

 

親に” 自分から話さない "のは

 

過干渉な可能性が高いと思う。

 

大体、

 

「子どもが何も教えてくれなくて」と言うお母さんは

 

「どうだったの?」「あ〜だったの?」「こうだったの?」と

 

先に、聞き出そうとしている。

 

 

 

そして概して、

 

口角が下がり、眉が上がり、眉間にはシワが。

 

この顔で、根掘り葉掘り、自分の世界について聞かれても、

 

答えたくないよね。

 

だって、教えたら、

 

それに対して

 

「数倍返しに要求や、質問がくるな」って、

 

子どもはわかってるから。

 

 

 

子どもは、

 

「口数が多い親の期待に応えなければならない」という

 

無言のプレッシャーを、すでに感じているんだと思う。

 

だから、教えたくない。

 

教える気が起こらない。

 

 

 

逆に、親が何も聞かないで

 

黙ってみてると、

 

そのうちに、ポツリポツリと話すようになる。

 

で、

 

そのときに

 

「待ってました!」と言わんばかりに

 

根掘り葉掘り聞かない。

 

 

 

腹の下に力を入れて

 

あれもこれも聞きたいという欲求を

 

グッと辛抱するのです。

 

 

 

" 子どもを信頼する "って

 

そういうことだと思うのです。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 

 

ついつい、子どもに口出しし過ぎてしまうおかあさんへ。 

自分を、もっともっといたわっていいのです。

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comuron47.hatenablog.com