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女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

生きづらさを感じるのなら、レイヤーを意識する生き方。

外来をやっていると、

 

本当に真面目にがんばってるのに

 

だからこそ、もう、袋小路にはまってしまい、

 

にっちもさっちもいかない。

 

眠れない。呼吸が苦しい。

 

そういうひとが、多くいます。

 

 

多かれ少なかれ、

 

社会の常識、ある決まった価値観に

 

必死に合わせようとして

 

苦しい思いをしたことがあるはずです。

 

 

抗鬱剤や、抗不安薬を飲むのは簡単ですが、

 

飲んで、考え方がそのまま。

 

つまり、” 社会システムの常識に従う "ということを

 

ちょっと脇に置いてみない限り、

 

それらの苦しみは軽減しないと思うのです。

 

 

袋小路に入り込んでしまうひとは

 

社会の王道レールしか知らない、または見えない。

 

周りの人々がそれ(レールに乗ってること)を期待していて、逃れられない。

 

常識的に生きる方法しか、知らない。あるいは、それしかないと思っている。

 

このような傾向にあるようです。

 

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その王道だと思っている道が本当1つだけのそれなのか?

 

 

このような疑問を立てられたら、

 

袋小路に入るまでに至らないのでは?

 

 

 

それしかない、と信じているから

 

そこを歩き、辛くても、苦しくても、

 

道から外れることなく歩き続ける。

 

ひたすら、うつろな目で。

 

 

ですが、もう少し違う目線で社会を、

 

取り巻く世界を眺めてみようという気持ちを持ってみると。

 

 

 

たとえば、ホームレスがいますね。

 

ホームレスのひとたちは不幸なのでしょうか?

 

「家がないなんて、まったく、あれね〜」と気の毒がっている人。

 

ホームレスの人たちから見た

 

東京の街。

 

 

 

それはそれは、食糧廃棄がたくさんあり、食べるのに困らない。

 

ゴミ袋には、貴金属が捨てられていて、それを換金できる。

 

実がなっている公園の木がある。

 

わたしたちからは、見えない世界がそこにあるのです。

 

 

 

気がつかないだけで、

 

よくみてみると、

 

様々なレイヤー(層)が同時に存在しているのがこの世界です。

 

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横のレイヤーを意識してもっと気楽に。

 

自分が王道だと信じている、いわゆる" 上下でできた一本の道 "というのは

 

もしかしたら、もう、生きづらいのかもしれません。

 

大卒、入社、会社で昇進を目指すとか。

 

企業、規模拡大していくことだけ目指すとか。

 

一本道です。

 

そこでうまくできないからといって、

 

自分を卑下し、ダメだしをし、もう死にたいなどと

 

思うことないのです。

 

 

 

たくさんのレイヤー(層)がある。

 

自分に合うレイヤーが必ずある。

 

Facebookやnoteなどのツールでは

 

そのようなレイヤーでつがなったグループが実際に存在しているし、

 

自分でどこのレイヤーがフィットするか?を

 

見つけてみたら、そこでもっと気楽に生きられるのでは?と思うのです。

 

 

 

それがたとえ、他人からみてどうであろうと、

 

自分が気楽に生きられるレイヤーがみつかり、

 

そこで、しっかり深呼吸でもしながら

 

地に足付けて生きられたほうが

 

よほど、いいのでは?と

 

いつも外来で、うつろな患者さんをみていて思います。

 

 

 

いろんなレイヤーが存在するということを知ることで、

 

他人をみる目も、もっと優しくなるような気がします。

 

子どもには子どものレイヤーがある。

 

大学生の○○部にはそのレイヤーが。

 

婚活女子にはそのレイヤーが。

 

ホームレスにはそのレイヤーが。

 

 

 

それぞれのひとが、いろんなレイヤーに属しながら、

 

もっと自分が楽にいられる場所を見つけられたら、

 

うつろな目で病院に来なくても済むようになるのでは?と

 

わたしは感じています。

 

 

例えていうと、

 

ステップフロアーのお家を行ったり来たりするように、

 

自分だけのステップフロアーを作っていく感じです。

 

 

わたしだったら、

 

医者、おかあさん、片田舎在住、音楽やライブ好き、ピアノ弾くのが好き、

料理して食べるのが好き、なるべく自然体で生きていたい。

 

そういうのも、それが好きだったり、その仕事だったりのひとたちの

 

レイヤーがあるのです。

 

わたしは、自由に自分のレイヤーを行ったり来たりしながら、

 

同じレイヤーにそのときいる人たちと

 

関わりを持つことも、持たないこともできます。

 

 

 

もっともっと、縦じゃなく、横でゆるく移動しながら

 

生きていこうと

 

わたしも思っています。