女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

人にお願いができないなら。

「私はしっかりしています。」 
  
と、去年のブログに堂々と書いていました。 
 
本当はそうではなく、
 
「しっかりしているね」と言われて大きくなりました。
  
 
 
だから、わたしが本当に、
 
しっかりしていたかはわからないのです。
 
だけど、
 
小さい頃から、とても身体が大きく、
 
「しっかりしていないといけない」と思い続けてきたのは、
 
本当です。
 
 
 
人の考えてること、やってることを良く観察して、 
 
私はどう振る舞えばいいのか?を
 
いつも考えていたので、 
 
「しっかりしたひと」のようになったのでしょう。
 
 

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しっかりした子というのは、 
 
「すべてを自分でやらなければならない」
 
「人に迷惑をかけたらいけない」
 
「自分でやらないと嫌われる」
 
そういう風に思う子でもあるのです。 
 
 


ですから、いつも自分で肩に力を入れて、
 
頑張るのです。 
 
そして、疲れてイライラするのです。 
 
「なんで私ばっかり!」というのが
 
口癖です。
 
 


私は去年、それを辞めることにしました。 
 
だって、辛いです。 
 
いつも一人で頑張ってる。
 
誰も助けてくれない。 
 
実際は、みんなに助けられているのに、 
 
それに気がつかないか、
 
見てみぬふりをしているのです。 
 
 
 

人は一人では生きて行けません。 
 
誰かの協力があるから、
 
そこでそうして、頑張れるのです。 
 
 


ですから、私は考え方を変えました。 
 
困ったり、助けてもらいたいときは、 
 
” 素直に人にお願いする " ことにしました。 
 
 
 
 
最初は、「こんなことお願いしたら」と
 
罪悪感がありました。
 
 
 
 
その時に、こう思うことにしたのです。
 
「私ががんばってやらなくても、
 
相手にお任せすることで、 
 
相手に活躍の場がいくんだ。
 
” 活躍の場を独り占めしないようにしよう。"」 
 
 


そうやって、無理をせずに、 
 
お願いできることを
 
素直にお願いするようになりました。 
 
お願いするからには、 
 
 してもらったことに、 
 
「ありがとう」という言葉が
 
自然と出てくるようになりました。 
 
 

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以前は、「ありがとう」と言うことが、
 
「自分ができなかったことの証明」みたいで、
 
「相手に負けた気がして嫌だったのだ」、と
 
今になってみると、そう思います。 
 
 


人と人はお互いに補い合いながら、
 
生きています。 
 
ですから、そこを一人相撲とることなく、
 
得意分野は自分が。
 
苦手分野は人にお任せする。 
 
それでいいんなだって、
 
今ならわかるようになって、
 
とても呼吸もしやすく、
 
楽になりました。
 
 
わたしは、
 
「しっかりした子」なときと、
 
「しっかりした子」じゃないとき、
 
両方ともあっていいんだなって
 
思います。