女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

” 相手に押し付けないこと " の重要性。自然をみよう。

最近また、よく山を、森を歩いています。

 

すると、いろんなことに気がつきます。

 

 

 

 

「山は、君はこうあるべきだよとか、

 

言わないな〜」とか。

 

自然から学ぶことは、ものすごくたくさんあります。

 

自然は、天気に文句もいわなければ、

 

枯れたり、葉が落ちることに不平も言わない。

 

花が咲くときは、もったいぶらずに、一気に咲いてみせてくれる。

 

 

自然はいろんなことを、教えてくれます。

 

だけど、それを押し付けてくることはないのです。

 

 

 

 

ともすれば、ひとは

 

「誰それを育てたのは自分だ」と言いたがります。

 

「わたしのおかげで、今の彼はある」とか。

 

そして、「育てられた側のひと」もまた、

 

一生、そのことを恩に想いながら生きていくことが礼儀だと。

 

 

 

 

自然の中に身をおくと、

 

そういうことの馬鹿さ加減を、

 

ものすごく、馬鹿だなあ、窮屈だなあ、と

 

わたしは感じます。

 

 

 

 

だって、誰も他人のことは、育てられません。

 

育てるっていうのは

 

「自分の思い通りにすること」のことを言ってるのです。

 

それは、育てるひとのエゴですね。

 

 

 

 

「ひとは育つ」のです。

 

他人をみて、森をみて、海をみて、川をみて、空をみて、

 

それぞれが、そこから必要なものを勝手に感じ取って、

 

そして、そのひとが育つのです。

 

誰かが育てるのじゃないと思います。

 

 

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うれしいことがあったのです。

 

comuron47.hatenablog.com

 

この記事に書いた” 怒りの先生 ”が 

 

再診されました。

 

診察室に入ってきた顔色が違う。

 

顔つきが違う。

 

笑みを!笑みを浮かべながら気恥ずかしそうに

 

入ってきました。

 

 

 

わたしは、「やった!」と思いました。

 

 

 

前回お話したときに

 

とにかくわたしは押しつけずに、

 

「大声を少し減らしたほうがいいかもしれませんね」と話し、

 

あとは生活指導も少ししました。

 

 

 

 

いつも外来では

 

「これをやるべきだから、やれ」と叱ったり、

 

押し付けたり、

 

あるいは、相手を不安がらせることはしません。

 

 

 

ですが、

 

わたしはいつもにこやかにしています。

 

それだけを、気をつけているのです。

 

どんな強面のひとが来ても

 

身構えずに、にこやかにしています。

 

 

 

 

自分の外来に来たひとが

 

その雰囲気を少しでもコピーして持ち帰ってくれたらいいな。

 

 

そういう気持ちでいます。

 

 

 

なぜなら、

 

ひとは他人に影響します。

 

 

 

 

” 怒りの先生 "の場合は、

 

ものすごい数の生徒、子ども達に

 

影響を及ぼします。

 

ムダな怒りは子どもたちには必要ありません。

 

 

 

 

だから、外来で少しでも何かを感じて、

 

少しでも、持ち帰ってくれるものがあれば、

 

一人から、たくさんのひとに影響を及ぼします。

 

 

 

怒りまくりの先生が

 

やや怒る、くらいになったのなら、

 

周りの流れは大きく変わります。

 

 

 

だから、わたしは自分の役目は

 

来たひとに

 

自分の自然体の雰囲気を持ち帰ってもらうことだ考えています。

 

 

 

 

どの部分を持ち帰るか?は

 

患者さんが選ぶことだし、

 

「いらね〜よ」っていうひとがいたって

 

構わないのです。

 

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わたしは、山と同じでいたいと思っています。

 

誰がやってきても、

 

そこにいて、そのまんまでいること。

 

病気を判断して、クスリを出すことは

 

誰でも同じようにできることです。

 

 

 

わたしを通ったひとから

 

何か流れがすうっと気持ちよく流れるようになったのなら、

 

生きててよかったな、と思うのです。

 

 

昨日は、だからうれしかったのです。

 

 

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