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女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

いったい何のために健康になりたいのか?

健康診断のアルバイトをしています。

 

神妙な表情で、 

 

血液検査の結果を聞く70歳男性が。

 

糖尿病を患い、 

 

食事療法、運動をしているとのことです。

 

私としては、

 

まあまあの数値なので、

 

そこまで落ち込む数値ではないのでは?と

 

説明しました。 

 

 

 

でも、 

 

普段診療している糖尿病専門医のドクターは

 

この数値だと許してもらえない、とのことでした。

 

 

 

 

男性は、

 

今日からさらに、散歩を強化して、

 

「一日1万5千歩は歩かなければならない。」と

 

眉間にシワを寄せていました。

 

「さもないと、クスリをまた、増やされてしまう」と。

 

 

 

私は、こういう場面に出会うたびに、

 

いったい、医療っていうのは

 

何のためにあるのだろう?と

 

疑問を持つことになるのです。

 

 

 

みなさんは、

 

いったい、何のために医療を受けたり、

 

医療を受けなくても

 

何のために健康になりたいのですか?

 

 

文章に書いたり、

 

他人にきちんと説明することが、できますか?

 

 

 

クスリを出して、数値が良くなっても、

 

クスリをやめて、数値が戻ったら、

 

治ってないのですよね。

 

 

わたしは、いったい、

 

何のために、

 

クスリを処方するのか、

 

わからなくなることがあるのです。

 

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病院に行く前に。

 

 

自分はなぜ、生きてるのか?

 

自分は何のために、生きてるのか?

 

それについて、

 

自分自身で、ある程度

 

答えを持っていることが、

 

大前提だと、私は思います。

 

 

 

なぜなら、

 

それがないと、

 

すべて医者の言いなりになっていればいいや。

 

たとえ、クスリがたくさん処方されても、

 

それで、どうにかなるのなら、まあ、仕方がない。

 

保険もあるし。

 

 

 

 

こういう風だと

 

血液検査、血圧、体重などの数値に一喜一憂して、

 

常にそれらに縛られ、

 

心おだやかに暮らすことはないでしょう。

 

 

 

 

そして、

 

月に一度の通院が、

 

まるで踏み絵を踏まされるかのように、

 

その前後に憂鬱な気持ちにもなるのです。

 

 

 

 

その男性をみていて、

 

完全に、糖尿病に取り憑かれてしまっていて、

 

それ意外の世界のこと、

 

身の回りのことには、

 

もう、気を配ったり、気にしたり、

 

感動したり、

 

喜びを感じることは、ないんだろうな、と

 

思ったのです。

 

 

 

何のために、生きてるんですか?

 

 

そう、だから、聞いたのです。

 

 

 

すると、

 

男性はハッとして、こう言いました。

 

 

 

「‥‥。たしかに、そうですね。

 

何のために生きてるのか?って考えたら、

 

今、していることは、

 

まるで、少し、キチガイじみているかもしれません。」

 

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自分で、常に学ぶ姿勢を持つこと。

 

 

病気のことはわからないから、と

 

ハナから医者任せにしてしまっては、

 

自分の身体に自己責任をとって

 

自由に生きていることにはなりません。

 

 

 

だって、

 

普段、それまでは、

 

身体を自由につかってきたのは、

 

その人、その人です。

 

病気になった途端、

 

はい、医者まかせ。

 

そんなの、

 

引き受けきれるのでしょうか?

 

そうではなく、

 

普段から、自分がしていること。

 

口に入れてるもの。

 

飲んでいるもの。

 

使っているもの。

 

そういうもがどういうモノでできていて、

 

どうやって作られて、

 

どういう経路で自分のところに流通してきたのか?

 

そういうことは、

 

各自がきちんとした情報を得て、

 

自分で判断をして、

 

その上で食べたり、飲んだり、使ったりするべきです。

 

 

 

 

そして、

 

自分の思考クセを知ることも大切です。

 

常に真面目に、思い込みが激しかったり、

 

落ち込みやすかったり、

 

罪悪感に駆られていたり、

 

そういう自分の思考クセは

 

自分で知っておくべきです。

 

 

 

 

それをせずに、

 

困ったら、病院。

 

それでは、

 

検査の数値に振り回され、

 

すべて医者任せにして、

 

不安から抜け出すことも、

 

クスリから抜け出すこともないですね。

 

 

 

 

完全とはいわずとも、

 

何も気をつけないで、

 

何も考えずにいる態度は、

 

わたしは、ダメだと思います。

 

 

 

そして、間違えた情報に

 

いかに

 

自分たちが振り回されているのか?という

 

疑いを持つことも、

 

とても大切です。

 

 

 

テレビの健康番組の翌日は、

 

外来では、

 

「昨日のアレで言ってたんだけど」という患者さんが

 

後を絶ちません。

 

 

 

どうして、

 

そんな適当なことを言っているテレビを信じるのか、

 

そもそも、そのテレビ番組を作った理由を考えてみれば、

 

消費などのお金の流れに結びついてることが、

 

結構簡単に思いつくと思うのです。

 

少し、立ち止まって、考えてみることです。

 

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健康の前に、いったい、どういう風に生きていたいのか?

 

 

完全に健康なひとなんて

 

いないですね。

 

いたら、おかしいです。

 

どこか、徹底して調べたら、

 

数値や、何か狂っているはずです。

 

人の身体は、常に変化していますから。

 

 

 

痛い、かゆい、苦しいetc...。

 

その程度はどの程度なのか?

 

それは、自制内であって、

 

完全に消さずとも済むのかどうか?

 

 

 

自分の身体です。

 

多少の何かの症状があっても、

 

それと上手く折り合いを付けていく。

 

休む、口にいれるものを注意する、温かくして過ごす。

 

症状があるから、それを抑えるのではなく、

 

症状があるから、それの原因を見つけて、

 

そこを正す努力をする。

 

 

 

 

人によっては、慢性症状が辛い場合もあるでしょう。

 

これか?これか?と

 

自分の身体の声を聞くことは、

 

とても大切です。

 

 

 

そして、

 

その身体をつかって、

 

自分はどのように生きたいのか?

 

それをイメージできていますか?

 

 

 

ただ、何となく、

 

健康がいい。

 

 

 

 

それは、生き方ではありません。

 

健康は目的ではないですね。

 

 

 

 

どんな状況であっても、

 

自分はその時、その時で、

 

どのように生きていたいか?という考えなしに、

 

さて、その身体は、いったい、

 

どこへ向かえばいいですか?

 

 

 

医者だって、

 

個人個人のその生き方を決めるなんてことは、

 

できないし、

 

それはその人が自分ですることです。

 

 

 

 

ありとあらゆる情報に翻弄されてしまい、

 

考えることすら放棄してしまったのでは、

 

自分の生き方を

 

どこかの誰かの他人まかせ、

 

流れにまかせてしまうことになります。

 

 

 

とにもかくにも、

 

健康診断もいいけれど、

 

その前に。

 

大事なことは、

 

いったい、何のために健康になって、

 

何のために自分は生きていたいのか?ということを、

 

もう一度、真剣に文章にするなりして、

 

自分で整理してみることです。

 

 

 

 

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