女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

子どもの前での " おとな気 " の使い分け。

この間、都内まで娘と出かけました。 
 
地下階段から上に登っていたら、 
 
前を歩いていた 
 
5歳くらいの女の子とお母さん。 
 
 
 
母:「早くしなさい!!
 
迷子になるでしょ!!」 
 
娘:「だいじょうぶ~」 
 
母:「なによ!それ! 
 
さっさとしないなら、知らない!!」 
 
と言ったまま、 
 
母親は階段を駆け上がりました。 
 
 
 
 
慌てて娘も付いていきましたが、 
 
なんとお母さん、 
 
どこかの建物にサッと入ってしまいました。 
 
不安げな娘さん、 
 
きっと泣いたことでしょう。 
 
そして、泣いた娘に向かって 
 
「だから言ったでしょ!!」と 
 
母親は勝ち誇った顔で言うのでしょうね。 
 
 
 
 
私の娘はそれをみていて、 
 
「お出掛けすると、優しいお母さんがいないね。」と。 
 

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おとな気を出そう。
 
 
親ならば
 
否応なしに弱い子どもに対しては、 
 
徹底的に「おとな気」を発揮する場面なのでは? 
 
 


例えば、 
 
外出先でぐずりそうなら、 
 
ぐずらないように準備をして、 
 
無理のないプランを考えたり、 
 
優先順位をつけて行動するなどして、 
 
子どもを退屈させない工夫をするとか。 
 
ぐずるのは大前提だと思っていれば、 
 
ぐずられてもイライラして、 
 
子どもに八つ当たりする必要はないと思います。 
 
 
 


なのに、 
 
外であのように
 
感情を子どもに向けて 
 
露にしてしまうのは、 
 
とても「おとな気ない」と私は思います。 
 
 
 
 
外で良い子に振る舞ってほしい。 
 
ちゃんとしてて欲しい。 
 
これも、 
 
親のエゴです。 
 
子どもには、 
 
どこでどう振る舞おうと 
 
関係ないのです。 
 
もちろん、冠婚葬祭などの特別な場面では、 
 
ある程度はきちんとですが。 
 
でも、 
 
子どもに「きちんと」を求めるのは、 
 
元々無理な話だと思っていたほうが、 
 
気がらくだし、 
 
その分、準備することができます。 
 
 
 
自分が子どものころ、
 
そんな、お利口じゃなかったですしね!!
 
 
 

それでもいろんなことが無理ならば、 
 
そこまでして、 
 
そこにお出かけなんかしなければいいのにな、 
 
そう思います。 
 
 
 


子どもは育つもの。 
 
ずうっと親が我慢するのか!!と 
 
怒る必要はありません。  
  
育つのをみているうちに、
 
少しずつ、親子の、そして親だけの行動範囲だって 
 
ひろがります。
 
 
 
 
否応なく弱い立場の子どもに対しては、 
 
「完璧なおとな気」を 
 
発揮したいです。 
 
 
 

むやみやたらに、 
 
怒りを正当化して、 
 
怒らないこと。 
 
怒る必要ないと思います。 
 
怒るのは 
 
親の準備不足。 
 
親の心の不整備だと思っています。 
 
 

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おとな気なく、やるときはやろう。


一方で、大人は、
 
「おとな気のなさ」をどこかで 
 
発揮して バランスをとるのです。 
 
どこでか? 
 
 
 
 
それは、 
 
子どもと一緒に遊んだり、 
 
アホなことを言って笑ったり、 
 
美しい景色をみて、感動したり、 
 
悲しい思いをしたら大泣きしたり、 
 
子どもがほんとに嫌なことをしたときだけ、 
 
ものすごく怒ったり(長引かせない)。 
 
 
 
 
これはいくら子どもでも 
 
許せない!痛い、辛い!悲しい!というときは、 
 
ビシっと
 
「お母さんはイヤだった!」と怒ればいいのです。  
 
(「(相手)はまったくダメな子だ!」みたいな相手主語の怒り方は 
  あまりおススメしません。
 
 
 
そして 
 
親も自分が好きなことを
 
まず、すること。 
 
自分が好きなことを探すこと。
 
自分がやりたいことを探すこと。
 
そこに言い訳をしないことです。 
 
やれない言い訳をして 
 
子どもに八つ当たりしてるのでは、 
 
本末転倒だと思います。 
 
 
 
 
 
自分がやりたいことをできるような環境を 
 
作る努力をして、 
 
やれるときは 
 
「おとな気なく」やるのです。 
 
 
 
 
そのためには、
 
他人にお願いして、
 
時間をつくったり、
 
場をつくったりする努力も必要になるかもしれません。
 
 
 
 
子どものように、 
 
夢中になれる時間を、
 
深刻さのない遊びがある時間を、
 
少しでも親が持つことで、 
 
子どもにとっても 
 
いい環境はできるはずです。
 
 
 
いい歳して。
 
大人のくせに。
 

親なのに。

 

男だから。女だから。

 

こういうのは、いりませんね! 

 

 

 

 

自分がすきなことを、

 

ほんの少しずつでも始めているひとは、

 

他人に、それが子どもであっても、

 

めったに怒ることはしません。

 

怒りすら

 

湧いてこなくなるからです。

 

 

 

 

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子育てのドツボにはまってしまった方にも。ぜひ。

 

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