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女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

見た目で他人を判断する、ということ。

内科に、精神科で薬をもらってる患者さんや、
  
見た目で判断して
 
”ヤバそうな”ひとがやってくると、
 
スタッフは、バタつく。
 
「変なひとが来た」と、
 
警戒して、遠巻きに様子を伺っているのが
 
すごくわかるのです。
 
 
 
だけれども、
 
いま、精神科で薬をもらってる人なんて
 
山ほどいます。
   
本来はそれすら必要ないのに、
 
薬飲まされてるとか。
 
結局対話が、めんどうだと、
 
薬でどうにかされているのですね。
  
本人も、薬で楽になるなら
   
そのほうがいいのだ、というひともいます。
 
 
 
本当に、精神を病んでいるひとは、
 
話すと会話が成立しないので、
 
付き添いのひとと皆で話す必要があります。
 
だけど、
 
少し調子が悪いから、飲んでるひとは
 
いたってまともだし、
 
いたって普通に会話ができ、
 
悩みも当然それはそうだよね、と
 
思えることでもあり、
 
改善だって、できそうなものばかり。
 
 
 
ヤバそうだな、という見かけの人は、
 
こちらがそう判断するから
 
そのようにもみえ、
 
そして、正しい情報が得られなくなるのです。
 
 
 
あくまで、
 
相手はこちらを求めてやってきてるんだ、ということを、  
  
忘れないことは
 
とても大切なことだと思います。
 
 
 
「わ、ハズレをひいた」みたいなことを、
 
他人に対して感じてしまうのは、
   
自分の未熟さでしかないなと
 
私も、常に心に留めて気をつけています。
 
 
 
どんなひとが目の前にきても、
 
耳を澄ます努力を怠らないこと。
 
それは、
 
人と、ひとが関わる上で
 
根っこだと思います。

 

 

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