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女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

疲労感すら感じない。

中年の男性が 

 

頭痛、息が吸えない、1日中眠い、 

 

食欲がない、だるい。 

 

このうような症状でやってきました。 

 

「頭のCTは撮ってもらったのだけど、 

 

まったくよくなりません」と。 

 

 

 

このようないわゆる

 

不定愁訴 " で病院にかかると、 

 

できる検査をしてみて

 

「はい、異常はありませんから」の医者の一言で

 

終わってしまうことが

 

大半ではないでしょうか?

 

 

 

そして

 

「医者が異常ないって言ったから」と

 

その一言を支えにして

 

また、重たい身体を引きずって

 

日常に戻っていく。

 

 

 

そして、

 

また病院にかかる。

 

慢性的に体調が悪いけれど、

 

ごまかしながら生活をする。

 

 

 

そういう方、多くないでしょうか?

 

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慢性疲労。

 

 

この男性は

 

無表情、姿勢が前屈みに固定され

 

呼吸をまったくしていない(胸郭が動かないという意味)

 

そして

 

覇気がなく、

 

返答にもキレがありませんでした。

 

 

 

一通りの診察をして、問診をして、

 

わたしは

 

「疲れですね」と言いました。 

 

 

  

「へ?!いや、それほど疲れていません」と。

 

 

 

「いやいや、あまりに疲れて、

 

それすらも感じなくなっているのでしょ」 

 

 

 

「‥‥‥‥。」

 

 

 

そうなのです。

 

男性は、自営で

 

家のとなりの工場で朝から晩まで

 

働いていました。

 

「日中、日光を浴びることないもんな〜」と

 

話されていました。

 

 

 

あまりの疲れで

 

自律神経が乱調になり、

 

交感神経が常に優位になって、

 

身も心も休まることがないので、

 

頭痛、息が吸えない、1日中眠い、 

 

食欲がない、だるい

 

そのような症状が出るのですね。

 

 

実際、

 

呼吸があそこまで小さな呼吸しかしていないと、

 

それもまた、

 

常に酸欠状態で

 

フレッシュな酸素が身体、特に脳に

 

行き渡りませんので、

 

眠い、だるい、そして消化もしずらく

 

なるのは想像できますよね。

 

 

 

感じる力が弱くなると、

 

自分の身体が、こころが

 

「疲れ切っている」ということすら

 

察知できなくなるのです。

 

 

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解決策。

 

息を楽に吸えるようになる薬も、

 

食べられるようになる薬も、

 

眠気をさます薬もありません。

 

 

 

朝起きたら、出勤前に

 

外の日差しを浴びて、歩く。

 

昼休みでもいいので、とにかく

 

外の空気を吸って歩く。

 

 

次に、

 

食べたくないのときは

 

「食べなくていい」。

 

消化吸収はものすごいエネルギーを使い、

 

「つかれること」であることは

 

あまり知られていません。

 

 

 

この男性は

 

むしろ肥満ぎみでしたので

 

「食べたくなるまで、食べなくてよい」と

 

伝えました。

 

 

 

そして、

 

姿勢を矯正し

 

その姿勢をなるべく意識。

 

仕事の合間にやるストレッチも指導しました。

 

 

 

仕上げは

 

「自分が好きなことを一つでもいいから

 

日常の中でするように」

 

そう話したら、

 

笑って、涙ぐんでいました。

 

 

 

仕事って恐いですよね。

 

一日中、工場にこもって

 

ひたすら働くことが普通になると、

 

「自分が好きなことをする」なんてこと

 

忘れてしまうのです。

 

何も考えられない

 

ひたすら働いて稼ぐことだけになってしまった

 

男性は、

 

「好きなことをしてもいい」ということに、

 

ものすごく、新鮮さを感じたようです。

 

 

 

「わかりました。

 

ここで、少し働き方も考えろ、という時期なのですね」と

 

男性は表情がやわらかくなり、

 

笑顔もみせてくれました。

 

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にっこりとすることの効用。

 

 

わたしは、

 

笑顔が出せるようになったひとは

 

大丈夫だと思っています。

 

 

深刻さで病院にやってきて、

 

神妙な顔で

 

「何か悪い病気にかかってるのでは?」と

 

疑っています。

 

でも、

 

そんな複雑なことではなく、

 

物事はシンプルです。

 

 

 

自分の日常生活を見直すこと。

 

「どこかに、おかしなところがあるから、

 

不定愁訴が出ているのだ」

 

そういう視点を持つことで、

 

「な〜んだ」と安心して

 

にっこりされます。

 

 

その、

 

ほっとした " にっこり " がとても大切なのです。

 

 

 

ひとは

 

深刻になればなるほど、

 

視野が狭まり、

 

「自分の生活に問題があるかも」という

 

問いすら立てられなくなります。

 

 

 

「なんのために生きているのか?」も

 

考えることすら、めんどくさくなるのです。

 

 

 

その人が生きている意味合いがない、

 

なんてことは

 

絶対にありません。

 

 

 

にっこりとして、

 

また、そこから見直しをしていけば

 

いいのです。

 

 

もちろん、

 

実際に身体の調子が悪くて

 

日常生活を整えてもおかしければ

 

検査を受けたらいいのですよ。

 

 

 

ただ、

 

漠然と心配だから、といって

 

CT MRIなどの検査で

 

被爆したり、電磁波を浴びる必要ないのです。

 

 

 

自分の顔を鏡でみて、

 

にっこりできるかどうか?

 

それは一つのバロメーターにもなりますよ。

 

 

コンサル生さん、あと1名募集中です。

 

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