読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

私が情報発信をする理由。

今日は、

私は医者でありながら

なぜ、このような発信をしているのか?について

少しお話させてください。

 

 

 

 

医者になり、病気の人をみて

ひとの死に寄り添ってきました。

 

 

看取りの医師のことを

敗戦処理」などという

馬鹿な医者もいるのを知っていますが、

恐れ多いです。

 

 

大きな病院で好きなだけ劇薬を投与し、

ボロボロになった患者さんを

最期まで診ずに

看取りの医師に受け渡すのです。

患者さんを最期まで診ても

あんな風に、薬を使うのかな?と

私は思っています。

 

 

それほどに、

大きな病院でボロボロにされた方の

苦悩は大きいです。

 

 

看取りこそ、誰でもできることではなく、

とても大事な仕事です。

 

 

 

自分が子どもを生んで生をみてきました。 

 

 

人の生と死に寄り添うことで

「死に様が生き様である」ということを

本当にまざまざと知ることになりました。

 

 

 

昨年、わたしは

半年間かけて

「何もしない」をしてきました。

 

 

これまで

良い母、良い医者、良い女性、良いひと、

そういう幻想を目指し、

ものすごく自分を縛ってきました。

 

 

両手両足、背中、お腹まで

それはそれは沢山の荷物を

背負ってきました。

 

 

自分がそんなにたくさんの荷物を抱えて

まさか、それで

疲れているなんて

想像がつきませんでした。

 

 

何もしないことは

簡単なことではありません。

 

 

頑張りやさんで、真面目で、優しいひとなら

わかると思いますが、

人のために何もしない、ということは

ものすごく最初は

罪悪感がありました。

 

 

でも、

私はがんばって、何もしないを維持しました。

 

 

抱えていた荷物を一つ一つ荷解きし、

手放すものは手放し、

本当に必要なものだけが

今、ここに残っています。

 

 

そしてそうなってみて初めて、

私はいかに、

いらないもので縛られ、

不要なことを悩み、

疲れはてていたのだろう。

消耗し切っていたのだろう、と

わかったのです。

 

 

わからなかったです。

降ろしてみるまで。

ほどいてみるまで。

手放してみるまで。

 

 

 

だからこそ、

私は、もっともっと多くのひとに

自分の考え方を知ってもらいたい、と

思うようになりました。

 

 

その考え方というのは

せっかく生まれてきたのに

間違えた情報、

偏った考え方、

世間の目、

固定観念

そういったものに縛り上げられ

あげくのはてに病気になってから

後悔するのは

もう、いいのではないか、と。

 

 

 

私は自分だと思っていた姿が

実はそうではなかった、

隠れたところに本来の自分がいて

それを発揮したときの

この喜びを持って生きたら

死ぬときに後悔なんてしないだろうな、と

今は思えるようになりました。

 

 

だからこそ、

矛盾を恐れずに本音で語ることで

今、悩んでらっしゃる方への

何かしらのヒントになると

確信しています。

 

 

ひどい自分も、弱い自分も、ダサい自分もみました。

でも、

以前、誰からみても完璧だったわたしより

今のほうがよほど魅力的だと思います。

わたしを生きてるからです。

 

 

わたしを生きたら

もう、「何かを得なければならない」と

ノドから手がでるような顔つきで

必死にさまようこともありません。

 

 

あるのは、

「知りたい」「やってみたい」という

純粋な好奇心だけです。

 

 

そして私は

生きることは死ぬまで発展途上だし

そこに特別な意味合いはないと思っています。

わたしを生きてる道筋だけが後に残る。

それだけです。

 

 

こんな私になれた、というか戻れたことが

何よりの喜びであり、

自然体でいることの気楽さを、

もっと多くの方にも

知ってもらい、

そして、そのようになってもらいたいのです。

 

 

 

病気になったら医者に。

そうではなく、

病気になるべくならないような

そういう暮らし、心の持ち方、感情の処理の仕方、

人との付き合い方、

そういったことを学ぶことで

かなりのことは解決できるはずだ、と

今、思っています。

 

 

そんな理由で

こうしてブログやFacebookTwitter

思うことを、素直に、本音で

発信しています。

 

 

 

これからも、どうぞよろしくお願いします。

 

 

小室朋子

 

 

f:id:comuron47:20160615205756j:plain