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女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

早起き早寝朝ごはん、朝のリズム運動がいい理由。

先日、幼稚園の参観日で

小児科医 成田奈緒子先生の講演会があったのです。

 

それが、

「なぜ、早起き早寝朝ごはん、朝のリズム運動がいいのか?」について

脳科学的にも証明されていることをもとに

お話がありました。 

 

 

今日はそれを

分かりやすくシェアしますね。 

 

 

人の脳の成長には順番がある。

 

まず、生まれてから5歳頃までに

成長してくるのが

①生きるための脳

 

脳幹、脳下垂体、大脳辺縁系、小脳が含まれ

寝て起きて食べて、反射的に動く。

こういうことをするための脳。

 

 

そして、大事な自律神経が

無意識に呼吸や心拍、体温、消化吸収などを

調節してくれるのも、ここからの指令です。

 

様々なホルモンを出すのもここからです。

 

 

次に育ってくるのが

②お利口さんの脳

大脳皮質の中で

言語、微細な運動、勉強、スポーツなどを

するための脳です。 

 

そして、小学4年生頃からできてくるのが

③こころの脳、社会性の脳

大脳皮質の前頭葉の方で

人間らしさ、こころ、感情を

つかさどっています。

 

 

大事なのは

家の組み立てと同じで

土台をしっかり作っていないと

上は立てていくことができないのです。

 

 

例えば、

藁の土台(きちんとした生活をしていない)の上に 

レンガの家と豪華な屋根を(習い事、塾、立派なこころ)を 

乗せようとしたら

どうですか? 

 

その家は

ものすごくバランスの悪い

不安定な家になりますね。

少し揺れたら

脆く、崩れさってしまうでしょう。 

 

 

それと同じことが

人間にも言える、ということなのですね。 

 

 

つまり、

生まれてから5歳までに

しっかりと

生きるための脳を作っておくこと

後から成長してくる

お利口さんの脳、

こころの脳がしっかりと

安定するためには

とても大事なのですね!!

 

 

さて、見渡してみるとどうでしょう?

 

学校や幼稚園が終わってから

夜まで習い事をしたり、

テレビを観て、

寝る時間が10時すぎたり

もっとひどいと11時とか。

 

 

朝が起きられず、

やっと起きてもご飯を食べたくない。

 

 

ぼーっとしたまま

学校や幼稚園へ

どうにか行って、

また、詰め込まれる。

 

 

帰ってきて、また、塾や習い事。

 

 

 

休みの日も宿題に追われて。

 

これでは、

生きるための脳がきちんと

育つことはできませんね。

 

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古い脳と新しい脳をつなぐセロトニン神経。

 

 

①生きるための脳が古い脳。

②お利口さんの脳、③こころの脳が新しい脳。

 

 

これらの古い脳から、新しい脳へ向かって

走っている神経が

セロトニン神経です。

 

セロトニン

古い脳で生まれる

「不安」「恐怖」「怒り」という情動

新しい脳につないで

「大丈夫だ」「喜び」「好奇心」という風に

自制心によって

書き換える働きがあります。

 

 

つまり、セロトニンがしっかり分泌されることで

人はムダに

心配性にならず、

小さな悩みなどさっさと忘れてしまえるのですね!

 

 

このセロトニンこそ

朝5時から7時に放出されるホルモン

決まった時間に起きて

朝日をあびて

しかもリズム運動(散歩など)によって

分泌が促されることが

わかっています。

 

 

じゃあ、子どもとお母さんはどうですか? 

 

それじゃあ、

実際の生活はどうなってますか?

 

子どもは学校や幼稚園以外に

塾や、習い事を詰め込み、

テレビも付けっぱなしで

早寝ができない。

 

 

お母さんはお母さんで、

仕事もしながら

家事をして

子どもの宿題をやらせないと心配で

子どもを寝かせたあとも

残りの雑用をする。

やっと、テレビをなんとなくみて

癒される。

 

 

寝るのはいつも12時すぎ。

 

 

これでは

ものすごい悪循環になってしまっているのが

これまで書いてきたことから

わかりますよね。

 

 

12時に寝て

朝早くは起きられません。

起きたとしても

睡眠時間は短すぎて

生きるための脳は

どんどん、働きが悪くなっていきます。

 

 

不安がうまく解消できないと
食べられない
眠れない
頭痛
下痢、便秘
過換気
 
 
これらの症状は
睡眠不足からくる症状です。
 
 
わたしは、これを知って、
驚きました。
 
 
外来の患者さんに何て多い症状でしょう。
 
 
まさか、
睡眠不足から来るとは
思っていませんでした。
 
 
生活リズムが悪いのは分かっていたけれど、
ここまで、
脳の仕組みを知ることで
睡眠、
とにかく早く寝ることが
何より大事なのだ、ということを
思い知ったのです。
 
 
上に書いた症状は
すべて、不登校や、会社へ行けなくなる、などの
原因にもなりうるのですよね。
 
 
生きるたもの脳をしっかりと作っていない
これらの症状が
イキナリ出るのです。
 
 
怖いですね。
 

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まとめると。
 
 
日本人の平均睡眠時間は

世界で最低。

 

日本人ほど睡眠を大事にしない国民は

いません。

 

 

小学生9時間

中高生8時間

大人で7時間

最低、脳と身体のリニューアルのためには

睡眠をとる必要があります。

 

 

人は寝ないと死ぬって

知ってますか?

33日間寝ないで死んでしまったひとが

実際にいるそうです。

 

 

何はともあれ

とにかく今日から

早寝をしましょう。

家事より宿題より

早寝。

 

そして、朝おきて

やることをすればいいのです。

起きたらベランダでもいいから

外に出て、

晴れてたら朝日あびて

ひと体操。

 

 

これをするためには

お母さんからまず、やることが

何より大事。

 

 

難しいですよね。

でも、それをするだけで

心と身体が整い

しあわせを感じられる、

子どもも、自分も健やかに生きられるなら

何よりだと思いませんか?

 

 

わたしもだから、

洗い物も、残したまんま

夜はなるべく早く

子ども達とお布団に横になることに

しました。

 

 

そして、朝、4時とか5時に起きて

やることをする。

 

今朝は、おかげで

ずうっと気持ち悪かった

絨毯の水拭きができて

すっきり!!!

 

 

さて。

今日ももう、夕方です。

 

 

早寝するために

ぱぱぱっとご飯の支度をして

他愛もないおしゃべりを子ども達として

早寝しますね♡

 

 
 
 
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小室朋子 

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