女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

台所事情が違うんだから。

外来にやってきた70代女性。

 

いろいろ、口出しをしたくなり、

 

言い切れないから、それを我慢していると

 

血圧が上がってしまうと。

 

嫁が、話の途中で二階に上がって行ってしまうらしい。

 

 

 

 

息子夫婦と二世帯住宅とのことだったので、

 

「○○さん、台所が違うのなら、

 

もう、それは他所の家だと思って、

 

余計な口出しはしないことだと思いますよ。」

 

私はお話しました。

 

 

 

台所は一階の台所を一緒に使うことも多いらしく、

 

でも、食事は別。食べるものも、別。

 

食べたいな、と思うものも、

 

自分だけ、こんなものを食べたら悪いかな?と思って

 

遠慮もしてしまう、との女性のお話でした。

 

 

すごく、想像がつきますよね?

 

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台所事情というのは

 

本当に、それぞれの家によって、だと思うし

 

台所がすべて、その家を現すような気がするのは

 

私だけでしょうか?

 

 

 

たとえば、

 

どんな食材を買うのか?は

 

その家で食事を作るひとが

 

どこに意識を置いているのか?が現れます。

 

 

 

わたしは、

 

なるべく農薬が少ないもの、

 

季節のもの、

 

そして、外国の肉は食べません。

 

原発事故前はきのこ、海藻をよく食べていました。

 

今は、豆、サカナ、や野菜、そして農薬の使わない米がメイン。

 

 

 

台所で使う調理器具にも

 

いろんな好みが現れますね。

 

レンジてチンが便利で好きだ、というひと。

 

時間をかけて、まとめて作り置きをするひと。

 

めんどうなので、お惣菜を買うひと。

 

様々です。

 

台所事情です。

 

 

 

さらに、

 

その家のお金の使い方についても

 

大きな意味で台所事情ですね。

 

 

 

 

高級車に乗るために、

 

家賃を抑えた賃貸住宅に住むひともいます。

 

経験や、体験にはお金を使うことを惜しまないひともいます。

 

装飾品にこだわるひともいます。

 

子どもの身なりをまず、

 

良いモノにしておきたいひともいます。

 

 

 

 

どこにお金の配分をするのか?は

 

その家の台所事情ですね。

 

 

 

なので、子どもであっても

 

自分の台所を持ったのなら、

 

もう、他所の家です。

 

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「良かれと思って」

 

「心配だから」

 

口出しすることは、

 

言われる方からすると

 

「要らぬお節介だ」と受け取るかもしれません。

 

 

 

 

結局、

 

いくら身内だ、とはいえ、

 

台所事情が別なのなら、

 

すでに他所の家として、

 

そのなかで、その家族が体験したいように

 

体験をすることを

 

黙って見守ってあげることも大事。

 

 

 

 

そっちへ行かないほうが、いいよ、と思っても、

 

その家族としては

 

それを経験したい。

 

やってみないと、わからない。

 

たとえ、先が見えていることだ、としても

 

それをやって、苦労をすることで、

 

学ぶことだってあるからです。

 

 

 

予め、

 

すべてに備えたり、

 

すべての準備を整えることなんて

 

できないのですから。

 

 

 

だから、私はその70代の女性にこう、お話しました。

 

「歳を重ねた方の智恵というのは、

 

これはそうしないほうがいいのにな、と

 

家族に対して思ったとしても、

 

それをさせてあげる、それを経験させてあげる

 

見守ってあげる、そういうところに

 

歳を重ねた方の智恵があるのでは?と

 

私が思います。

 

 

 

それで、どうしても他人が困って、

 

助けてください、と言われたら、

 

その時初めて助け舟を出してあげるのが、

 

年の功なのでは?」と。

 

 

女性は、どうにかして、

 

息子夫婦に自分の意見を

 

言いたくて言いたくて、

 

でも、言うとまずいかな、

 

という思いもあったりして

 

ヤキモキしていたのですね。

 

「それを、もう、しなくてもいいですよ」と

 

言いました。

 

 

 

「楽になりました、そうですね」と。

 

そうは言っても

 

そう簡単にそれを辞めることはできないことは

 

私もわかっています。

 

 

 

でも、

 

台所事情が違うのだから、と

 

好きなものを自分だけ食べることに

 

罪悪感も持つことも減るだろうし、

 

少しでも良い気分で過ごすことが

 

生きているあいだに一番大事にしたいことです。

 

 

 

親子であってもそうなのですから、

 

兄弟、知人や、職場の同僚、友達、など

 

もっと他所の家の台所事情はそれぞれです。

 

それに対してあーだこーだ言うことは

 

意味がありませんね。

 

 

 

 

他人と比べることが一番疲れるし、不毛です。

 

不毛なところにエネルギーをつかって

 

結果、心身が不健康になるのは、

 

まったく良くありません。

 

そこだけは、良くないことだな、と

 

私は思います。

 

 

 

 

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