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女医とも子の診察室

内科医。日々の気づき、生きること。自分の人生に取り組もう。

親子離れのチャンスは何度でも。

外来で何度も病気になる子どもや、

 

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頭痛がしたり、めまいがして不登校の子どもや、

 

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家族関係のしわ寄せを喰った高校生や、 

 

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病気になっても頼る家族がいない、孤立した30歳の女性、

  

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私は、こういうシーンを通じて、一つの仮説を立てました。 

 

子どもが親から安心して離れるためには

 

「十分に甘えて、頼った経験で満ち足りたら

 

自動的に親から少しずつ、自然と離れていくものだ」と。

 

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兄弟が生まれて赤ちゃん返りをして困る。

 

これはよく聞きますね。

 

でも、すべての子が赤ちゃん返りはしません。

 

「これは、もっと甘えられなくなるぞ!」と危機感を持った子が

 

赤ちゃん返りをするのではないでしょうか?

 

つまり、それまでが親に対して甘えが足りず、

 

本当はもっと甘えたいのに、我慢させられている子。

 

そういう子が

 

「これはチャンス!というか、ここで甘えなきゃ、もう

 

甘えられなくなっちゃうかもしれない!」と。

 

 

 

だけれども、赤ちゃんが生まれたお母さんというのは

 

新しい赤ちゃんに夢中になりがちで

 

「赤ちゃんのお世話に夢中」になります。

 

私は、助産院で下の2人を生みましたが

 

「とにかく、上をかわいがりなさい、

 

赤ちゃんは、おっぱいをあげて、おむつを変えてあげていれば

 

ちゃんと育つから」と、指導されました。

 

 

 

でも、余裕がなかったり、あえて上の子どもを可愛がらないような

 

そんな親子の場面を私は、よく、見かけます。

 

まるで、上の子に自分のストレスを吐き出してるような

 

そういうお母さんがいるのも、確かだと

 

思っています。

 

 

 

赤ちゃんが生まれて、上の子が生まれたとき。

 

その子に十分そこで甘えさせてあげられたら、

 

というか、そもそも必要だから、そうして欲しいので

 

その時にそれを満たしてあげれば

 

上の子は、自然とそのうちに自立をしていくでしょう。

 

 

 

 

赤ちゃん返りをしたのに、

 

さらに「お兄ちゃんなんだから!お姉ちゃんなんだから!

 

お手伝いくらいしなさい!!」と

 

叱咤されて、無理やりお兄さん、お姉さん役を

 

押し付けられた子どもは、その後

 

どうなるでしょう?

 

 

 

今度は、繰り返し病気になるんじゃないかな?と思います。

 

病気になると、心配してもらえます。

 

だけど、心配されたいのは、甘えたいから。

 

病院で、細かく精密検査をしてもらったり

 

医者に病名を付けてもらいたいわけでは

 

ないでしょう。

 

でも、親は「なんで、この子は病気ばっかりして!」と

 

心配という名目の元、

 

「わたしはちゃんと、育ててます!」という承認が欲しい。

 

そういう親もたくさん、います。

 

本当は、単に、子どもは親を独り占めして

 

甘えたいだけ。

 

せめて、病気のときくらい、甘えたい。

 

それをさせてあげたら、子どもは、満ち足りていくのです。

 

 

 

 

子どもは素直。

 

その時に、そうしてやれば、それで済むことが

 

たくさんあります。

 

小さければ、小さい頃ほど、素直に、それは

 

やり直しがききます。

 

いつからでも、甘えは与えてあげられ、それが染み渡ると

 

その子は、育っていきます。巣だっていきます。

 

 

 

 

だけど、繰り返し病気になっても、まだ、親は

 

気づいてあげない。

 

気づかないフリをする。

 

「私のせいじゃない」。

 

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そうすると、今後は不登校になるでしょう。

 

不登校になって、もっと心配をかける。

 

本当は、心配して欲しいのではなく、甘えたいだけなのです。

 

なのに、今度は

 

「あんた、学校もいかないで、どうすんの!」

 

「将来、ろくな大人になれなかったら、どうすんの!」と

 

将来のことばかり言います。

 

 

 

 

親が、自分の子どもの不登校

 

学校の先生や友人関係のせいにして、

 

事を大きくしてしまい、

 

余計に学校へ行きづらくなってしまった子を知っています。

 

 

 

単に甘え足らないだけ、なのに、

 

子どもが成長するにつれて、根っこは

 

深く、そしてを埋めていくのに、時間がかかるようになります。

 

でも、仕方がありませんね。

 

甘えが足らなければ、子どもは安心して

 

「自分は社会に出ても大丈夫だ」という

 

自分に対して自信が持てないのですから。

 

一番身近な親に安心して、甘えられたら

 

子どもはそれだけで「自分は大丈夫だ!」という

 

自信がつくのです。

 

 

 

それを勘違いしていると、

 

早く自立させなければ、と、

 

身近なママ友の子どもと比べたりして、

 

甘えたらないまんま、ズルズルと、子どもの尻たたきばっかりして

 

子どもはそのうちに、

 

家に居られなくなり、

 

家から出ざるを得なくなるかもしれません。

 

 

 

誰にも甘えることができなかった子は

 

大人になっても「人を頼ること」ができません。

 

「そんなことをしたら、いけない」と思ってるし

 

「どうやって頼っていいのか、わからない」。

 

だから、ひとりぼっちで、病気のときに病院に来て、

 

心細すぎて、私の前で、30歳の女性が泣くのです。

 

 

 

すべては、子どもが生まれてから育つあいだ

 

自然に甘えたいときに、そのようにさせておけば

 

済んだことだと、私は思っています。

 

段々と、事はこじれていきます。

 

こじれても、子どもは甘えられて、それを実感できたら

 

時間はかかっても「大丈夫だ」となるでしょう。

 

 

 

親が、それをさせてあげられるかどうか?だけだと

 

私は思います。

 

自分の子どもが赤ちゃん返りだ、病気ばっかりするだ、

 

不登校だ、ニートだ、なんだ、と騒ぐけれど、

 

子どもの気持ちになってみたら、簡単なことではないですか。

 

 

 

生まれたときは、その子に対してどう思っていたのでしょう?

 

いつの間にか、あれもこれも、できて欲しい、

 

こんな大人になってほしい、

 

あの子に負けないで欲しい、

 

そんなことばっかり言って、子どもを甘えさせてやらず、

 

自分のことばっかり、押し付けるから

 

子どもが、そうなってる。

 

「生まれてくれて、よかった!ありがとう!」って

 

喜んでいた、はずなのに。

 

生きて生まれてくれただけで、よかったはずなのに。

 

いつの間に、そんな欲張りになってしまったのですか?

 

 

 

不登校で悩むお母さんに、一度、

 

外来で、ビシっと言ったことばがあります。

 

「学校に無理にいってくれたら、この子がどうなってもいいんですか?」と。

 

「楽しく生きてる、自分は生きていていいんだ、と思っていることが

 

大事なんじゃないですか?」

 

医者であるだけで、こんなことまで言っていいのか?と

 

思いましたが、でも、その子をみていると、私が苦しかった。

 

だから、私が言ったのです。

 

 

「なんで、うちの子だけが」

 

人間関係で、自分は関係ない、ということは

 

絶対にありません。

 

自分と他人の関わりが、いま、そうなっているのです。

 

それだけです。

 

ですから、いつからでも、自分が関わり方を変えたら

 

相手がそのまんま、ということもありません。

 

自分が関わりを変える勇気が持てるかどうか?

 

それだけなのだ、と思います。

 

 

 

 

親子でも、上司部下でも、友人関係でも、

 

年齢や立場に上下があったとしても、人と人です。

 

そこを、変にはき違えて威張る気持ちや

 

虚勢を張る気持ちを自分で捨てられたら

 

人間関係は絶対に変わります。 

 

 

 

 

今日は外来にやってくるいろんな親子、 

 

そして、かつて子どもだった大人に成りきれない

 

辛そうな患者さんを思い出しながら

 

「親子離れのチャンス」は何度でもあるので、

 

焦らずに、甘えを十分させてあげて

 

自然な自立ができるといいと思う、ということを

 

書きました。

 

 

 

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